ACE TECH Mumbai 2019-リョーゾー社長 西遊記1

リョーゾー社長は2019.11にアジア最大の建築・建材・インテリアデザインの見本市、「ACE TECH Mumbai2019」に行ってきました。

 

みなさんカオスの国インドでは一体どんなインテリアが使われているか想像がつきますか?

 

今回からその様子をレポートしてみたいと思います。(わかる範囲で)


 

●What is ACE TECH?

 

一般に日本のインテリアは、家庭向けはヨーロッパの影響を受け、オフィスインテリアはアメリカの影響を受けているといわれています。

 

したがってヨーロッパのインテリア展示会については日本語でも調べれば結構情報があります。

 

ところがこのACE TECHについてはまあ日本語情報がありませんでした。

 

正直私が最初にこのACE TECHに行く前に想像したのは「ヨーロッパのインテリア展示会の物真似のようなものなのではないか」ということでした。

 

(日本のインテリア展示会も欧米の人から見たら明らかに真似てるように感じることでしょう)

 

 

しかし結論から言うと、「インドはやはりインドらしかった!」

 

そこにはインド人の美意識や生活、宗教や哲学がちりばめられているのでした。

 

 

 

●壁紙がない!

 

 

このブログを書くにあたって私が最初に迷ったことが「これは本当にインテリアの展示会と断言していいのだろうか」ということでした。

 

なぜならやはり私にとってはインテリアといえば壁紙カーテンブラインドフローリングなどを思い浮かべるからです。

 

ところがこのACE TECHにはそれらがなかったのです!たぶん。(一部にフローリングはありました。)

 

ではインドの壁や床はどうなってるの?と思いますよね?

 

実は湿度が高く、雨季には床上浸水などが起こるムンバイは壁や床は大理石やタイルがほとんどなのです。

 

壁紙や木質フローリングの床なんかはすぐに水でだめになってしまいますが、大理石の床や壁なら浸水しても洗い流せば済みます。

 

(特にムンバイは土地が低く、浸水しやすいので旅行に行くなら11月~2月だそうです。)

 

さて前置きはこのくらいにして今回はたくさんの出展の中からタイルをピックアップしてみたいと思います。

 

 

●ガラスタイルのShinex

 

まず我々が最初に度肝を抜かれたのがこのガラスタイルメーカーのShinexです。

 

Shinex(シャイネックス)

 

このガネーシャの壁画やクジャクの壁画もガラスタイルのピースを使って手作りで作られています。

 

 

さまざまなバリエーションがあります。

 

 

上の写真はハイヒールのような形に作られたバスタブです!

 

ゴージャスですね。どんな人が入るんでしょうか?

 

このShinexについてはぜひホームページのBathroom コレクションも見てもらいたいです。

 

Shinex Bathroom collection

 

 

 

●デジタルウォールタイルのRAMOS

 

次に紹介するのはセラミックタイルのメーカーRAMOSです。

 

RAMOS

 

インドはいろんな宗教の人たちの文化が入り混じっていますが、イスラム教の文化も色濃く影響を与えています。

 

タージ・マハルがイスラム教の建築であることは有名ですね。

 

セラミックタイルにもイスラムチックな幾何学模様がたくさんありました。

 

 

 

かと思えば下の写真のようなコンテンポラリーな感じのものがあり、驚きました。

 

タイルなのにこのような表現ができるのはタイルにデジタルプリント技術を駆使しているからなのだと思います。

 

このスクーターで走っているデザインもタイルなのだから驚きです。

 

 

          

 

他にもタイルの展示があったように思いますが、すべて写真を撮っているわけではないので特に気になったものだけ取り上げました。

【上の写真はデジタル壁タイルメーカーのITALAKE】

 

次回はリョーゾー社長が気になった会社を2社ピックアップしたいと思いますのでお楽しみに!

 

 

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