リョーゾー社長 西遊記 プロローグ

ちょうど2年ほど前の2018年1月、リョーゾー社長はドイツのフランクフルトで開かれた世界最大のインテリア見本市”ハイムテキスタイル”を見に行ってきました。

 

現代のインテリアというのは海外の影響を受けているな。もっと世界のインテリアを実際にこの目で見てみたい。

 

と感じたリョーゾー社長は2019年11月さらに見聞を広げるべく、今度はインドにてアジア最大の建築、建築材料、インテリアデザイン等の見本市”ACE TECH Mumbai“を見に行きました。

 

 

ACE TECHは毎年、デリー、ムンバイ、バンガロール、ハイデラバードの4会場で時期を変えて開催されます。

 

ここらで一つその様子をレポートしてみたいと思います。

 

 

●成長するアジアの巨象

 

その前にまずは皆さん不思議に思ったのではないでしょうか、なぜインドなの?

 

わたしが思うに一般的な日本人にとってインドという国はもっとも誤解されている国の一つなのではないでしょうか。

 

インドというと貧しい国、発展途上国、というイメージがあるかもしれません。

 

しかしそれは一時的なことで、イギリス植民地支配がはじまるまではずっと超大国でした。

 

産業革命によって不遇の時代を経たインドはIT革命によってふたたび超大国へと成長しています。

 

まずはインドという国がどういう国かを考えてみたいと思います。

 

 

①世界最大の民主主義国家

 

一人っ子政策を長年続けてきた共産国中国の人口は今後減少し、急激な高齢化社会に入っていきます。

 

一方インドは2019年現在平均年齢も30歳以下で、今後も人口が増え続けることが確実視されています。

 

今後10年以内に世界最大の人口を抱えることになるインドはまだまだ若者の国なのです。

 

現在は高齢化する世界の工場中国からたくさんの輸入をしているインドは”Make in India“政策のもとに今後世界の工場の座を担うようになるかもしれません。

 

 

 

②IT大国

 

インドがIT大国ということはすでに有名です。

 

アメリカのシリコンバレーで働くIT人材の半分くらいがインド人だといいます。

 

Google、マイクロソフトの経営最高責任者も今はインド人です。

 

今回縁あってACE TECHで現地ガイドをしてくれたRupamさんもアメリカのMITの大学院を卒業している、超優秀な方でした。

今後も優秀なインド人がIT分野を牽引することになるでしょう。

 

 

 

③親日国家

 

中国とは日中戦争などのトラウマがありぎくしゃくした関係になりがちですが、インドと日本は第二次大戦中共通の敵イギリスと戦った盟友のような立ち位置にあり、親日的だと言われています。

 

スズキ自動車のインドでの成功は有名ですが、確かにムンバイでは日本車が多く走っていました。

日本の新幹線の輸出など、今後日本とインドの経済連携はますます増していくのではないでしょうか。

 

 

●とはいえやはりインド

 

たしかに私が以前思い描いていたインドと今のインドでは大きなギャップがあるのだと知りました。

 

しかしインドはやはりカオスの国でした。

 

イギリスからの独立後に今のインドの形になりましたが、もともとたくさんの国が集まってできた国なので、言語も200種類以上あるそうです。

 

今後、ブログで約1週間ほど滞在した中でみたインドを紹介していきたいと思いますのでご期待ください。

 

ただし、インドについてはまだまだ日本語での情報が少ないのが現状で、気を付けては行きますが間違った見解や、偏見や誤解があるかもしれないので、鵜呑みにせずに、リョーゾー社長の知る範囲での情報とお考えください。

 

 

ちなみに去年読んだ本の中でもっとも衝撃を受けた本「FACT FULNESS:ハンス・ロスリング著」には「世界は発展途上国と先進国に分かれている、という思い込みは間違っている」ということがデータをもとに書かれています。

 

FACT FULNESS

 

まだ読んだことがない人はぜひ読んでみてください。

 

今後西洋リードの時代からアジア・アフリカリードの時代になることがよくわかると思います。

 

 

 

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