重文見聞録 

この記事は個人的趣味で書いてる部分が半分くらいですので気軽に読み飛ばしてください。

 

私は寺社仏閣が好きでちょっと遠出をするときは大体どこかのお寺か神社に立ち寄ります。

[京都府宮津市、天橋立の付け根にある重文、知恩寺多宝塔]

 

最近はスマホアプリを使って重要文化財(以下重文)の建築物を見にいっています。

ちなみに国宝というのは重文の中でも特に価値の高いものが国宝に指定されます。

 

 

大雑把に言うと重文は「パブリック系」と「プライベート系」に分かれているように思います。

(重要文化財とは建築物だけではありませんがここで私が重文というと建築物だと思ってください。)

 

パブリック系は特定の所有者が決まっていないもの。城、寺社仏閣、学校、橋、銀行、教会堂なんかです。

 

反対にプライベート系は個人が所有しているもので、私が最近面白いと思ってみているものはプライベート系の豪邸です。

 

プライベート系は個人の住宅なので、中には今でも敷地内にひとが住んでいて、一般公開されていないものもあります。

 

[松山市にある豊島家住宅。現在も敷地内に人が住んでおり非公開。噂によるとかつて盗難事件があったため]

 

 

その一家がなぜ栄えたのか、どんな趣向を凝らして家が装飾されているのか、どこをどのように修復されたのか、その部屋や装置はどのように使われていたのか、見ていると興味は尽きません。

 

 

[京都府宮津市にある重文、旧三上家住宅。一度火事で焼失したために徹底した耐火構造で作られている。]

 

またプライベート系の重文は民家であるにも関わらず重文に指定されてしまうと釘一つ勝手には打てないそうです。

 

修復が必要な場合は国からもお金が出ますが、なにぶん特殊な修復なので金額も高く、維持するのは大変なようです。

 

例えば重文の民家には茅葺屋根が使われていることもよくありますが、今現在茅葺屋根を葺ける職人はほとんどいないため、数千万円とあることもあるそうです。

 

そして私は何よりも昔の建築物にどのような内装な施されているのかを見ることが楽しいです。

 

これから時々重文をみて面白い内装があったら公開してみたいと思います。

 

 

 

 

0120-6969-33

内装リフォーム(クロス張り替え、クッションフロア張り替え、カーテン、ブラインド、ジュータン張り替え)

 芸術的職人集団 R.Life -アールライフ-

 

 

重文見聞録1 渡部家住宅