自然の中で過ごす宿

 

 

 

 

 

コロナ禍の中で人込みを避けてStay Homeしている人も多いと思いますが自然の中に遊びにいく人も多いのではないでしょうか?

 

 

今回はGO TO TRAVELキャンペーンは適用できないものの、独特の立地とポリシーを持った宿を紹介したいと思います。


 

●土佐清水市、大岐の浜前

 

 

今回紹介するのは高知県土佐清水市にあるサーフポイント「大岐の浜」から歩いて3分のところにある宿「海癒」です。

 

海癒(KAIYU)

 

 

この海癒は当然宿泊施設なのですが不思議なところで、「リゾートマンションのようでもあり、貸別荘のようでもあり、ホリデーハウスのようでもあり、でもそのどれとも違う」そんな場所です。

 

自然の中で豊かに過ごす、そんなライフスタイルを大事にした場所です。

 

 

 

例えばあなたが一人旅の海外旅行で人里離れた田舎に泊まることになったとします。

 

あなたはそこにある真新しい東横インのようなサービスの完璧に行き届いたホテルを探して泊まることもできますが、むしろ建物も古くて言葉はうまく通じなくてもあなたとのコミュニケーションを大切にしてくれるオーナーさん、地元の自然の中での時間を大切に過ごしている空間、そんな宿に惹かれるのではないでしょうか?

 

なにもしなくていいほど隅々まで行き届いたサービスよりも、多少不便でもまるでそこで住んでいるかのような体験が忘れられないものになるのではないでしょうか?

 

海癒はそのような場所だとわたしは思います。

 

 

そもそもはなぜ私がここに泊まったかというと、たった一人で3日間誰気兼ねなくサーフィンを楽しみたかったからです。

 

しかしさすがに3日間誰とも話さずに一人でサーフィンするのは苦痛なので、アットホームな宿を探して泊まることにしたのでした。

 

結果的にはサーフィンをしたこと以上にこの海癒で過ごした経験が忘れられないものになりました。

 

 

※シーサイドライフを意識した家具なら↓

●古くても直して使う

 

インテリア的に言うとこの海癒の面白いところは流木や貝殻、河原の石など水辺で見つけたものを使って手作りで装飾しているところです。

 

 

遊び心あふれていて童心に帰ります。

 

施設としては古く1974年にリゾートマンションとして建てられたもので正直言って老朽化しています。

 

 

それを単に新しい設備にするのではなく古いモノをなおして使うことで環境負荷を減らすという信念のもとに運営しています。

 

したがって昼間に不要なところの電気をつけない、お湯も必要な時だけ使う、ということも理解して宿泊する必要があります。(したがって個室の窓にカーテンがなかったり、昼間のエントランスは薄暗かったりします。)

 

 

 

とはいえ個室が薄汚れていては快適には過ごせません。

 

それぞれ個性あふれる個室を見せてもらいましたが以下のよう快適に過ごせる部屋となっています。

 

 

 

 

 

 

●誰よりも波が見える部屋

 

以下は実際に私が泊まった部屋です。

 

 

 

 

ベランダから見るとサーフビーチに打ち寄せる波のうねりが誰よりもよく見えます。

 

ここから見てビーチのどのあたりでいい波が割れているのかを見定めて海に入ることができるのは得した気分です。

 

そして海や川で遊んだ後は源泉かけ流しの温泉で体をあっためることができます。

 

 

 

 

 

勝手に住み着いた困りものの猫。

 

 

植木鉢の中を住み家にしているカニなど。

 

そのすべてが海癒の世界観を作っています。

 

オープンハートなオーナー夫婦のみっちゃんとたえちゃんが

  

 

夕食にオーガニック食でもてなしてくれました。

 

いかがだったでしょうか?

 

海や自然の好きなあなたは高知県土佐清水市にある「海癒」いってみてください。

 

どんな宿にもない特別な思い出がきっとできるはずです。

 

 

 

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金毘羅の老舗旅館 琴平花壇Vol.2