伊勢型紙を書院に取り入れて

今回は丸亀市在住の常連さんKさんの

おうちの離れをほぼ全面的に工事しました。

築年数が約25年ぐらいたって汚れはあるものの

建物に大きな傷みはありませんでした。

汚れたカーペットは剥がしてクッションフロアに

張り替えました。

他にも畳の表替え、襖の張り替えも行いましたが、

今回注目なのは”江戸の伊勢型紙美術館”とリリカラ㈱が

連携してできた「kioi」ブランドの壁紙です。

●伊勢型紙とは

伊勢型紙はもともと着物の生地などを染めるために

使われた型紙で、彫刻刀を使って彫られます。

高度な技術と根気を必要とするために、1955年には

6名の職人が人間国宝にえらばれたそうです。

近年ではその図柄の芸術性が評価され、型紙として

だけではなく美術工芸品としても使用されています。

もともとはこんな感じでした。

砂壁だったので、総パテ処理を施してから、

床の間の正面に「kioi」デザインの中から

LW-2483”石畳に青海波”をチョイスしました。

●LW-2483　”石畳に青海波”

（大海原に絶えず繰り返される穏やかな波のように、

平穏が続くよう願いが込められた青海波と、貴族にも

好まれた格調高い石畳模様を組み合わせた模様）

いかがでしょうか？床の間に掛け軸を飾っても

うまく調和して視線を引き付けるような書院が出来上がりました。

ちなみに波をパターン化したこの青海波という模様、

日本特有の柄ではなく、発祥は古代ペルシャであり

世界中に見られるものだそうです。

0120-6969-33

内装リフォーム（クロス張り替え、クッションフロア張り替え、カーテン、ブラインド、ジュータン張り替え）

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