シックハウス症候群No.2 合板について

前回は壁紙とシックハウス症候群の関係について

 

ピックアップしました。要するに昔は壁紙からの

 

ホルムアルデヒド発生源は壁紙用の糊と壁紙の裏打紙

 

だったということです。では他の内装材はどうでしょうか

 

 

 

 

 

 

●ベニヤ合板とホルムアルデヒド

 

ベニヤ合板は木材を薄くスライスした単板を重ね合わせて

 

接着剤で加熱圧着して作るのですが、この接着剤に

 

ホルムアルデヒドが含まれているようです。

 

しかし2003年3月にホルムアルデヒドの室内濃度を減らすために

 

合板やフローリングなどのJAS規格の改正が行われ、同じく2003年7月の

 

建築基準法改正により、ホルムアルデヒドを放散する恐れのある建築材料

 

については等級ごとに使用できる面積が規制されるようになりました。

 

 

 

JASマーク

【合板につけられるJASマーク】

 

この時の改正ではシックハウス対策として24時間換気システムの設置も

 

義務づけられました。

 

 

 

一方では合板は家具にも使われていますが、家具に関してのシックハウス

 

対策はどうなっているのでしょうか。

 

実は家具に関しては日本では法規制はありません。

 

しかし、木製家具の材料についてもホルムアルデヒド

 

放散量の低いF☆☆☆☆やF☆☆☆が流通の主流であるようです。

 

また木製家具の業界団体も自主的に規制を定めて適合製品にはラベルを

 

表示したりして対策をしているようです。

 

 

 

 

フレームマーク

【ベッドフレームに付けられるフレームマーク】

 

 

 

 

室内環境配慮マーク

【家具につけられる室内環境配慮マーク】

 

ただしここで気を付けたいのが輸入家具です。

 

ドイツやスウェーデン、アメリカなどは法規制があるようですが、

 

インターネットでアジア家具なんかを買うときには特に注意が

 

必要なのではないでしょうか。

 

それらの地域にはシックハウスに対する規制も取り組みも知識も

 

ない場合があるからです。

 

 

 

 

 

ブルーエンジェル

【ドイツのエコマークブルーエンジェル。対象品は、木製家具、建材、塗料、木工玩具、省エネ冷凍・冷蔵庫、再生紙、
プリンターなど広範囲にわたる。】

 

 

 

【北欧5か国で使われているマーク、ノルディックスワン】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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