サンゲツ 壁紙デザインアワード2017

インテリアの専門商社最大手のサンゲツでは今年初めて壁紙デザインアワードを開催していましたが、9/19についにその受賞作品等の詳細がホームページ上で公開されました。

 

このアワードの詳細を簡単に説明すると、今年の2月~6月にかけて一般公募で壁紙のデザインを募集して、見事大賞を受賞した方には100万円の賞金が贈られるだけでなく、なんと実際に商品化されて発売されるという企画だったのです。

 

8月に結果発表はされていたのですが、詳細は公開されておらず、個人的にも結構楽しみにしてしていました。

 

詳しい内容は以下のサンゲツホームページから見ていただくとして、今回は見事大賞に輝いた山田茂さんの作品と評価をそのまま載せてみたいと思います。

サンゲツ壁紙デザインアワード詳細

 

大賞–山田茂さん

_作品タイトル『mist (gold)』

 

【金箔の上にドット柄を配置している】
【mist(gold)のイメージ画】
ミニマルな表現に和のテイストを融合した現代の日本らしさをコンセプトにした。
背景は琳派も採用した箔、そして不規則に配置したドット(=水とも光とも断定できない粒子)で、壁全体が霧のような空気層になるイメージ。
受賞者コメント

この静かな作品に着目していただいてありがとうございます。

 

画家として空間に合わせた作品づくりをオファーされることも多いのですが、いつか壁一面、壁紙をデザインしてみたいと考えていました。

 

壁紙は空間の一要素。私の作品が商品化され、その空間を体感できることを楽しみにしています。

審査員コメント
寶田陵
ランダムなドットが金箔の強さを和らげ、家、レストラン、商業施設など幅広い用途が。
黒田美津子
完成度の高さに軍配。和にも洋にも使いやすく、アナログ感を残しながら洗練された作品。
木住野彰悟
金箔の強さを生かしつつ伝統的な“和”になりすぎず、有機的なドット使いが斬新だった。
安田正介
洋金箔でも輝度は出せるので十分に製品化が可能。外資系ホテル等ニーズはかなりありそうだ。

 

 
 
 
  ただ私個人としては社員賞に輝いた、藤村麻里愛さん、片山めぐみさん、大岩菜摘さん、の三人がデザインした社員賞の「IROTORIDORI」が面白いなと思いました。
 
【好きな画材や色で塗る壁紙「IROTORIDORI」】
 
ともあれこのように新しい取り組みがインテリア業界を盛り上げてくれるといいですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

0120-6969-33

内装リフォーム(クロス張り替え、クッションフロア張り替え、カーテン、ブラインド、ジュータン張り替え)

 芸術的職人集団 R.Life -アールライフ-