鍼灸院にてドイツ製の壁紙を張りました
※今回紹介するブログに関しては閉店している可能性があります。
突然ですが皆さんは鍼治療を受けたことがありますか?
日本では腰痛や肩こりの治療の代替医療というイメージのある鍼ですが、日本では国家資格が必要、本場中国では診療所ではなく病院の中でしか治療を受けられない正式な医療として確立されていることをご存知でしょうか?
今回は高松市に8/6にオープンした「ロクト鍼灸院」の壁紙工事についてレポートしてみたいと思います。
我々が貸しテナントである今回のリフォーム案件の依頼を頂いた時、すでに天井壁のクロス張り替えはほとんど完成してました。
ある一部を残しては・・・。
●インテリアDIYの得意な真栄城院長に困った事態が!
ロクト鍼灸院の院長である真栄城(まえしろ)院長は沖縄県で3店舗ほど鍼灸院を経営していましたが、縁あって高松市に引っ越し、テナントを借りて鍼灸院をオープンすることになりました。
DIYの得意な院長は自分自身でインテリアをセンスよくアレンジしました。
トイレ奥にはDIYで間接照明をつけてみました。
沖縄から仕入れてきたインテリアグリーンを飾るパーツを使って
DIYで受付カウンターの後ろをかざってみました。
そうこうしているうちに真栄城院長はインターネットでドイツ製の壁紙ですごくお気に入りの物をみつけました。
「この壁紙、施術室の壁に張ればイメージどおりの部屋ができる!」
そして迷わず購入したのです。
壁紙を張るのは自分ではできないと思いテナント工事をしてくれた業者さんに改めてお願いしたのですが、その業者さんに「この壁紙はうちの職人では無理です」と断られたしまったのです!
すでに壁紙はネットで購入してしまったし、さあ大変!
●芸術的職人集団、笑顔と共に参上。
リョーゾー社長の電話が突然鳴り響きました。真栄城院長です。
「うちの職人では無理ですと断られて、慌ててインターネットでしらべさせてもらいました!御社で張ってもらえますか?」
「ええ、大丈夫ですよ。ぜひやらせていただきます。」
こうして施術室の壁紙のみですが、芸術的に仕上げることになったのです。
今はただの真っ白な壁ですが、ここにドイツ製の壁画壁紙を張っていきます。

まずは床を養生します。

既存のクロスを剥がして下地をパテで平らにします。

今回の壁紙は相手糊(壁紙に対して糊を塗るのではなく、壁に対して糊を塗る工法)での施工指示が書いてあったので、糊が下地に吸い込まれないようにシーラー処理をしました。

縦2幅×横4幅の計8分割で一枚の写真が出来上がるクロスです。
↓以前に紹介したドイツ壁紙も同じタイプでした。
ドイツ製輸入壁紙を使って西海岸風に!




出来上がってきました。

真栄城院長も大変よろこんでくださいました。
施術室は森林浴でもしているかのようなリラックスしたムードになりましたね。
●ロクト鍼灸院について
今回のロクト鍼灸院の真栄城院長さん、経歴がなかなか面白かったので紹介させていただきたいと思います。

もともと真栄城院長はおばあから始まる鍼灸師の3代目です。
このおばあは戦前にハルピンで38年間にわたって鍼師として病院で働いていたそうです。
敗戦に伴って中国から沖縄に帰ってきたあと、おばあとお父さんで鍼灸院をやっていました。
若かりし真栄城院長はおばあの人脈でハルピンに鍼師の研修生として留学、日本人としては難しい本場中国の鍼を習います。(中国鍼と言いながら中国語がしゃべれない人は偽物、と言っていました。)
ただし日本で鍼師として治療するには日本の国家資格が必要なため、帰国後それを取るべく関東鍼灸専門学校に入学、トップの成績で卒業します。

その後関東で鍼灸院に勤めながら経験を積んでいきます。
そして経験を積んで初めて、鍼師としてのおばあの技術がぶっちぎりであることに気づきます。
その後おばあのもとで技術を磨きながら、沖縄で3店舗ほどの鍼灸院になりました。
そんな真栄城院長が今回縁あって高松にて開院することになりました。
足腰、肩、などのコリや痛み、生理痛、更年期障害、冷え性、美容にもいいというロクト鍼灸院、整骨院、ぜひ予約してから行ってみてください。
ロクト鍼灸院、整骨院
高松市栗林町2-17-21
087-835-3778
0120-6969-33
内装リフォーム(クロス張り替え、クッションフロア張り替え、カーテン、ブラインド、ジュータン張り替え)
インテリアの相談、お気軽に→ 芸術的職人集団 R.Life -アールライフ-
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