重文見聞録5 迎賓館赤坂離宮1

 

去る2/13日、迎賓館赤坂離宮で開催された「明治150年特別参観

 

に抽選で当たったので見学してきました。

 

この日は普段一般公開されていない部屋で東京工業大学特任准教授の

 

平賀あまな先生が約1時間にわたって講演を聞かせてくれました。

 

准教授とはいえ大変柔和な雰囲気で話をされる先生でしたが、

 

そこはベルサイユ宮殿のようなゴージャスな雰囲気の中

 

一般非公開エリアなので警備も厳重なため、なかなか緊張しました。

 

 

迎賓館赤坂離宮については歴史的にも建築的にも

 

書くことは盛沢山なのですが、

 

1回目は歴史と建築

 

2回目は赤坂離宮の秘密

 

と題して自分なりに要約して2回に分けて解説してみたいと思います。

 

 

なお迎賓館赤坂離宮については建物の中は写真撮影禁止

 

なので、本ブログの中で使われている写真は許可を得たうえで

 

「国宝 迎賓館赤坂離宮写真集」と「内閣府 迎賓館赤坂離宮写真集

 

より使わせていただいております。

 

【正面玄関ホール】

 

①歴史 迎賓館歴史 Wikipedia

 

迎賓館の歴史、沿革についての説明はWikipediaにも書いてあるのですが

 

ポイントを絞ってみたいと思います。

 

・当初大正天皇のための東宮御所として設計されたが、ほとんど

 

使われることはなかった。その後も建築にかけた費用と技術力の割には

 

重要な用途には使われていなかった。

 

・現在のように迎賓館として使われるようになったのは1974年。

 

・2009年国宝に指定される。

 

・建設当時は本格的な西洋建築が入ってきて間もない頃であり、

 

当初はその知識も技術もまだ不完全であった。

 

【羽衣の間。ここはダンスパーティーを開催するつもりの部屋だった。】

 

 

②建築

 

・明治以降の文化財として初めて国宝となった

 

・1900年当初の建設で本格的なネオ・バロック様式の宮殿建築は

 

世界にも例が極めて少ない。

 

・西洋建築を模倣してレンガ造で建てられてはいるが、日本特有の

 

地震対策を考慮した構造になっている。

 

(レンガ造は地震に弱いので、基礎の補強材に英国産の鉄道レールを使用したり、

 

壁の中には縦横に鉄骨が入っている。壁の厚さも最も厚いところでは1.8mもあり、

 

それがために実際に関東大震災にも耐えた。)

 

・室内装飾は主としてフランス式。ヨーロッパから意匠そのものをもって来て

 

いるところが多いが、一部レリーフを和のモチーフを使ってアレンジしている。

 

もともとの意匠では騎士がモチーフに使われていたが甲冑と入れ替えている。

 

実はこの入れ替えはいたるところで使われている。

 

建物正面の屋根にも使われている。

 

また2Fの羽衣の間ではバイオリンなどの楽器のモチーフと

 

一緒に堤だいこや笙(しょう)などが使われています。

 

もし迎賓館赤坂離宮に行く際は上記の部分にも注意して見てみてください。

 

 

 

 

 

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重文見聞録5 迎賓館赤坂離宮2