手術室用の床材、東リ オペリューム

みなさま健康診断は毎年うけていますか?

健康診断の内容によってはレントゲン検査をすることがあるかと思いますがその時に壁や天井の内装仕上げに注目することはまずありませんね?

 

今回はそんな気にもとめられないところに最適の床材があるという話です。

 


 

 

●医療機器の入れ替えがリフォームのタイミング

 

 

病院の中には一体どのくらいの値段なのか想像もできないようなハイテク機器がたくさんありますが、そんなハイテク機器も古くなると入れ替えのタイミングが来ます。

 

今回はそんなハイテク機械の入れ替えに伴う床を中心としたリフォームです。

 

 

以前の医療機器ですが、機械自体よりも床の汚れから年季を感じます。

 

●壁の穴を補修

 

壁にも大きな穴が開いていたので壁一面だけクロスの張り替えをしました。

 

 

 

   

 

まったく同じ柄のクロスはないので、色合いと雰囲気が近いものにしました。

 

 

もともとの床材をペッカーで剥がします。

 

 

 

 

●手術室専用の床材

 

 

そして今回施工するのはこれ

東リ オペリュームTS4504(¥7,300/㎡)

 

 

 

 

見た目は普通の長尺シートに良く似ていますがいったいどこが違うのでしょうか?

 

 

 

①まず必要なのが抗菌性。

 

これは手術室だけでなく、病院の床材(ローカや診察室など)にも求められる性能です。オペリュームのカタログには大腸菌、黄色ブドウ球菌、MRSAについての抗菌性が記載されています。

※MRSAは黄色ブドウ球菌の一種で抗生物質の効きにくい性質があるようです。

ちなみに抗菌作用の有無は抗菌加工品と無加工品を比べて菌の繁殖が抑制されているかどうかを検査したもののようです。

 

 

 

 

②次に必要なのが帯電防止性能。

 

帯電防止性能とは静電気を拡散させ、発生を緩和する性能のことです。人が歩くことによって床材と人体の摩擦で静電気を引き起こしますが、これが精密機器やコンピューターに誤作動、故障を引き起こす原因になることがあります。手術室用の床材であるオペリュームは精密機器への影響を考慮して帯電防止性能を持っています。

 

 

 

③そして高耐動荷重。

 

今回は古い機械を撤去した後に約700kgの機械が新しく搬入されることになっていました。荷重性とは上に乗せる重さに耐える強さですが、耐動荷重性とはその上を移動させたときの強さのことで、キャスターなどを使ってにじられることも考えておかなければいけません。

また耐動荷重性能については床の材質選びだけでは不十分で、下地の種類と状態、接着剤の種類、についても適切なものを選ばなければいけません。そうしないと床材は破れなくても下地が破壊して膨れたり、下地と床材がキャスターのにじれによって剥離したりします。

 

 

 

 

 

●反応硬化型接着剤を使用

そこで今回使用したのは2液型のエポキシ樹脂系接着剤、”エポグレーST”。

 

下地のコンクリートを平滑にならしたあと、この接着剤で施工することで抜群の耐動荷重性能を発揮します。

 

 

 

ただし接着剤の硬化時間に合わせて適切な待ち時間をとらなければ床材の剥離や浮きにつながります。このあたり、経験値が物を言うところです。

 

 

完成しました。(少し写真がぼやけてますが)

 

床材にはいろんな種類の接着剤がありますが、また機会があればわかりやすくまとめてみたいと思います。

 

いかがでしょうか?

 

特殊な部屋に使う床材を選ぶときにはぜひ弊社に一言ご相談ください。

 

そして今度病院で検査を受けるときには、少しだけ床材を眺めてみてくださいね。

 

 

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