玄関のリフォームで失敗しないためには?

玄関のリフォームをお考えの方必見です。
玄関のリフォームで失敗しないためのコツをご説明します。

 

□玄関のリフォームの失敗例とは

玄関は家に入って一番最初に目に入る場所なので、リフォームをして満足のいく仕上がりにしたいですよね。
ここでは、デザインと機能性の両方の面からリフォームの失敗例をご紹介します。

 

*デザインにおける失敗

デザイン重視でリフォームを行ったために起きた失敗例を2つ挙げます。
1つ目は、家全体の雰囲気を考慮せずに玄関ドアのデザインを選んでしまい、玄関のみが家から浮いてしまったという事例です。
2つ目は、清潔感を出すために白色の床にしてしまい、掃除が大変になってしまったという事例です。
玄関は、外出で付着した靴の汚れがそのまま付くので、汚れが目立つ色は避けた方が良いでしょう。

 

*機能性における失敗

通気性のことを考えずにリフォームした結果、湿気や臭いがこもることでカビの原因になる場合があります。
最近の玄関ドアは非常に気密性が高いので、網戸をつけるといった風通しを良くする工夫を施すのが大切です。
また、電源コンセントを付け忘れることで不便な仕様になってしまう場合があります。
玄関は意外にも補助照明や防犯カメラや掃除機のために電源コンセントが欠かせない場所なので、リフォーム前に業者に頼んでおきましょう。

 

□玄関リフォームで失敗しないためのコツとは

細かい失敗を防ぐ方法は抜きにして、最も重要なことはリフォームの目的を明確にすることです。
一言に玄関リフォームと言っても種類が多いため、要望を整理して的確に業者に伝えることが、大きな失敗をしない一番の近道です。
例えば防犯対策に関して、デザインを考えるよりも2ロックであるか、小さなくぼみのあるディンプルシリンダーにするかといった機能性を重点的に話し合いましょう。
また介護に関してはバリアフリー化を重点的に考えます。
車いすになった場合に、玄関から家に入る部分に段差があると不便なので、スロープにしておくと今後のために安心です。
機能対策の場合は、断熱性を高める基準で玄関ドアを選んだり、採光対策で一部をペアガラスにしたり、通風対策で網戸をつけたりすると、納得のいく玄関リフォームが完成するでしょう。

 

□まとめ

今回は、玄関リフォームの際の失敗例と失敗を防ぐポイントをご紹介しました。
リフォームの目的は人それぞれですから、施主が業者に目的をはっきり伝えることが重要です。
細かい失敗をしないためにも事前に考えておいたリフォームで問題がないかを業者に聞いてみましょう。