「床のリフォームをしたいけど、床の種類や、それぞれにどのような特徴があるのかが分からない」と思われている方はいらっしゃいませんか?
 床は、空間の広範囲を占めるものであるため家の印象を大きく左右します。
 また、床材には多くの方がこだわりを持っていらっしゃいます。
そこで、この記事では、床の種類と、それぞれにどのような特徴があるのかについて解説していきます。
無垢材とは、天然木の一枚板を加工したものです。
 多くが空気をたくさん含んでいて、保温性や断熱性に優れています。
 また湿度の高い季節には、余分な湿気を吸収し、乾燥しがちな季節には排出するため、夏は裸足で歩くと、サラサラした歩き心地を感じられ、冬には静電気をあまり感じずに過ごすことができます。
 ただし、湿度の変化により、伸びたり縮んだりするため、時にはひび割れが生じてしまうことがあります。
これは、合板などの素材の表面に化粧材を張り付けたものです。
 このタイプの床は、品質や仕上がりにムラがなく一定で、施工性に優れています。
コルクの樹皮を原料として作られる床材もあります。
 堅牢で、高い耐久性を誇り、吸音性・断熱性も高く、適度に弾力も兼ね備えているため、足腰にかかる負担が小さく、転倒したとしても、衝撃をあまり受けることはありません。
カーペットは高級感にあふれる見た目を備えており、バブルの全盛期には多くの住宅に採用されていました。
 しかし、水に弱く、掃除が大変で、ダニが繁殖しやすいという傾向があります。
 水をこぼしてしまうと、乾くまでにかなりの時間がかかり、その間にもまたダニが繁殖してしまいます。
 ただ、繊維質であるが故のメリットも当然あり、「ほこりが空中を舞いにくい」という特徴があります。
大理石などのものが石材に当たります。
 圧倒的な高級感が最大のメリットです。
 ですが、水を吸収しやすく、防水加工をしたところで、汚れも水と同時に吸収してしまうため、汚れが付きやすいです。
 また、値段も非常に高価で足元が冷えるため、見た目にこだわりたい方向けの素材であります。
床の種類と、それぞれにどのような特徴があるのかについて解説してきました。
 冒頭でも述べた通り、床は家の雰囲気を大きく変える、非常に重要な部分であります。
 これから床のリフォームをお考えの方はぜひ参考にして、ご自分に適した床材をお選びください。