床の内装工事の施工手順を解説します

内装工事の手順は意外と知らない項目なのではないでしょうか?
そこで今回は床の内装工事の手順を代表的な三つの場合に分けて解説していきます。

□フローリング工事の場合

フローリング工事の場合ですと、まずは下地の準備をする必要があります。
既存の床の上に上貼りをする際に汚れやゴミが落ちているとフローリングの接着力が弱まりますので下地を掃除しましょう。
次にフローリングの割り付けをしていきます。この際に割り付けの計画をきちんと立てておくことが重要です。
計画が終わったらその計画に沿って床材を貼り付けていきます。
そして最後に壁沿いの床材を貼り付けて完成となります。

 

□タイルカーペット張り替えの場合

タイルカーペットは基本的に並べて貼るだけで張り替えが完了してしまうため非常に使い勝手が良いです。
それではタイルカーペットの施工手順をご紹介していきます。
まず初めに、貼ることができる下地が限られていることを知っておきましょう。
下地の素材が固いもの(コンクリート・フローリング等)には貼ることができます。
しかし、クッションフロアやカーペットなど柔らかいもの上に貼ることはできません。
施工の前に下地を綺麗にしておきます。

 

そして中心線を割り出します。
カーペットを綺麗に貼るためにもこの作業は重要になってきます。チョークで印をつけておくのも効果的でしょう。
中心線が割り出せたら下地に直接ボンドを塗っていきます。
ボンドが乾燥したらカーペットの貼り付け作業に入っていきます。
部屋の中心から中心線に沿って貼り付け、壁際の列は残しておきます。
最後に壁際のスペースの大きさに合わせてカーペットをカットし貼り付けて作業完了です。

 

□クッションフロア張り替えの場合

クッションフロアの場合も同様に、下地に付着しているゴミはあらかじめ綺麗にしておきましょう。
まず初めにクッションフロアの仮置きをします。
その際に壁の凹凸によってカットするようにしましょう。
ここでは正確な大きさを測る必要はないですので、大きさに余裕を持たせるようにします。
仮置きが終わったら半分ずつめくって床にクッションフロア用の糊を下地に塗っていきます。

残った空気を抜たら余分な部分をカットして完了です。

 

□最後に

以上内装工事の手順について解説致しました。
ぜひ今後の張り替えにお役立てください。