家の床のひび割れの補修方法は?リフォーム業者が解説

「家の床のひび割れが起きてしまったが、どうやって補修したらよいのか分からない」などの悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか?
住み始めのころはきれいだった床も時間が経つにつれて傷んできてしまいます。

この記事では、家の床のひび割れで悩んでいる方に向けて、そのような場合にはどのような応急処置を取り、補修を行えば良いかについて解説していきます。

 

□直射日光によるひび割れ

南向きの窓側付近のフローリングは直射日光の紫外線によって、色褪せて劣化することがあります。
このように床の塗装が劣化していくと、ひび割れが生じることがあります。
こうなってしまった場合には、まずは紫外線防止フィルムを窓に貼り付け、床に日光が直接当たるのを遮るようにしましょう。
それから、床にワックスやニスを施すことによって、保護膜を形成し、劣化を防止しましょう。

 

□家具の重量による負担から生じるひび割れ

家具の重量による負担からひび割れが生じてしまうことがあります。
車輪がついているタイプの椅子をご使用の家庭であれば、特に床には大きな負担がかかります。
このような場合には、ホームセンターで購入できる道具で補修を行うことが可能です。
スティックをコテで溶かして傷を埋めるタイプの補修材を使うことにより自力で補修することができます。
床の色に近い色を作ることができ、補修した箇所を目立ちにくくすることも可能です。

 

□水分の影響によるひび割れ

窓や縁側から吹き込む雨や、結露を長い間放置しておくことで、ひび割れが生じてしまうことがあります。
また、台所や洗面所で水分が飛び散ったりしてしまって、それを放置してしまうと、ひび割れになってしまうこともあります。
このような場合には、水分をなるべく早めにふき取り、それからニスやワックスなどで表面部分を十分に保護するようにしましょう。

 

□暖房器具の熱によるひび割れ

暖房器具によって、床に直接熱風などが当たると、ひび割れが生じやすくなります。
こういった時には、直接熱気が当たる箇所には、耐熱マットを敷くようにしましょう。

 

□最後に

家の床のひび割れなどで悩んでいる方に向けて、そのような場合にはどのような応急処置を取り、補修を行えば良いかについて解説してきました。
ですが、紹介してきたのは、あくまで応急処置です。
やはり、本質的な改善にはリフォームが必要です。
現在床のひび割れで悩んでいる方には、まずは応急処置を正しくとっていただき、その後にリフォームによる修繕をしっかり行っていただきたいです。