「店舗の内装工事を行うにあたり基礎知識を知っておきたい」
「内装工事で注意することは一体何だろう」
このようにお考えの方はいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回は内装工事における基礎知識について紹介します。
内装工事とはどういった工事なのかや内装工事をするまでにすべきことについて説明していくのでぜひ参考にしてください。
内装工事とは建物内部の工事のことです。
建物を0から建てる建築工事とは別物です。
一般的な住宅の場合、床や壁、天井の工事を指して内装工事とひとまとめにすることが多いです。
しかし、店舗の場合、そういった床や壁の工事に加え、電気や水道、ガスといった基本的な設備の工事を含めて内装工事と捉えることもあります。
このように、店舗の場合だと設備工事もする必要があるため、一般的な住宅の内装工事より費用が高くなる傾向にあります。
店舗において内装は集客力に繋がる重要な部分です。
そのため、自分の要望を適切に反映させた内装にできるよう内装リフォーム業者と十分にイメージを共有することが重要です。
開業後の店舗イメージを具体的に持つことが大切です。
飲食店を例にとるならば、ターゲットは誰として、どんな料理をどのようにして提供するのかを明確にしましょう。
また、調理器具には何を使うのかや座席数をいくつにするのか、壁紙はどのようなものにするのかも決めておくべき大切なポイントですね。
イメージを明確にしておき、業者の方との打ち合わせの際にしっかりとイメージを共有できるように備えましょう。
ここで、イメージを適切に共有できないと、業者がイメージ通りに施工したとしても自分が納得できないという場合もあるので気を付けましょう。
当然ですが、内装工事をするにあたり資金を準備することが必要です。
今、手元にあるお金で内装工事を行えるのか、何かしらの手段を用いてお金を借りる必要があるのかをしっかり確認しておきましょう。
店舗を出店する際に気になるのが内装工事に必要になる費用ではないでしょうか。
実際、内装工事の費用は業種によっては店舗準備のための初期費用の半分を占めるとも言われています。
つまり、内装工事の費用を少しでも安く抑えられれば、開店の初期費用全体の節約につながるということです。
そのため、内装工事に必要な費用の総額をはじめとして、部分ごとにどれくらいの費用がかかるのかを把握しておくことは非常に重要です。
しかし、内装工事費用は開業しようとしている業種や立地、お客様の単価によって変わってきます。
細かなこだわりや必要設備のグレードによって内装工事の費用は変わってきますので、ここでは内装工事費用の坪単価の相場価格をご紹介します。
内装のデザインにそれほどこだわりがないという場合は坪単価が30万円から50万円が相場だと言われています。
そして、店舗内装にデザイン性を求めたいという場合は坪単価が60万円から80万円、物販店であれば40万円から50万円が相場です。
では内装工事はどのような流れに沿って行われるのでしょうか。
ここでは流れを9つのステップに分けてご紹介します。
1つ目のステップは工事会社の選定です。
工事会社の選定は理想の内装を作るための最も重要なステップの1つです。
そのため、お客様の希望にマッチした会社を選ぶことが大切です。
当社は常にお客様目線を忘れず、いつでも誠実な仕事を心がけております。
迅速で丁寧な施工でお客様の希望にお応えしますので、ぜひ当社にご相談ください。
2つ目のステップはヒアリングや打ち合わせです。
問い合わせをして実際に連絡が取れれば、内装工事会社がヒアリングを行います。
その際には店舗デザインのイメージやブランドのコンセプト、どんな方に来て欲しいかなど、可能な限り詳細に伝えると良いでしょう。
3つ目のステップはプランニングです。
ヒアリングした内容や要望をもとに、内装工事会社がプランニングを行います。
プランニングには3週間から4週間ほどかかりますので、プランが仕上がるまで気長に待っておきましょう。
4つ目のステップは設計プランの提案や打ち合わせです。
会社がプランニングした平面レイアウト図や内装イメージを立体的に絵にしたパースなどを提示してプランを提案します。
この際に、自分のイメージと会社が提案したプランに大きな違いがないか、希望がしっかり反映されているかをしっかりと確認しておくことをおすすめします。
同時に、どのような素材や材料で仕上げる予定なのかも事前に把握しておくと良いでしょう。
また、この段階でまだデザインなどを迷っていたり、図面で表現できなかったりするものがあれば要望をきちんと伝えるようにしましょう。
内装工事ではお互いのイメージすり合わせが非常に重要になってきます。
5つ目のステップは見積もりの提示です。
工事会社との打ち合わせやプランニングをもとに、概算の見積もりが提示されます。
見積もりの金額によっては予算を調整しなければならない部分が出てくるでしょう。
その部分をしっかり洗い出して、削ることで予算内に抑えてくださいね。
希望の金額に近づくように予算を調整したら、再度見積もりが提出されます。
6つ目のステップは契約の締結です。
見積もり内容やプラン、スケジュールに納得できた場合、契約を結びます。
工事代金は契約を結んだ時点で半分を支払い、残りの半分は工事が完了した後に支払うのが一般的です。
契約を結ぶ際には追加工事や別途工事があるかどうか、費用の支払日、アフターフォローが充実しているか、保証期間はどれくらいかを細かくチェックしておきましょう。
店舗のオープンが迫っているからといって焦らずに、契約事項はしっかり確認しておくことをおすすめします。
7つ目のステップは工事の着工です。
契約を結んだらいよいよ工事が始まります。
見積もりと一緒に工程表が手渡されますので、工程通りに進行しているのかチェックするために週に1回から2回程度現場に足を運ぶと良いでしょう。
実際に足を運んでみることで、変更したい点が見つかるかもしれません。
早い段階であれば、調整や変更が可能である場合がありますので、現場でのチェックは怠らないようにしましょう。
8つ目のステップは引き渡しです。
工事が完了した後は完了検査に立ち会い、内装のあらゆる場所に傷や汚れはないか、設備類は正常に作動するかなど、不具合や問題がないか入念にチェックしておきましょう。
不具合が見つからなければ、引き渡しを行い、残りの代金を支払います。
9つ目のステップはアフターフォローです。
依頼した会社によっても異なりますが、通常内装や設備に不具合が生じた場合、引き渡しから1年以内は無償でアフターフォローを受けられる場合があります。
そのため、不備や不具合があったらすぐに連絡するようにしましょう。
先にもご紹介しましたが、アフターフォローがあるかどうかは問い合わせや契約時にしっかり把握しておくことが重要です。
以上、内装工事における基礎知識について紹介しました。
内装工事とはどういった工事なのかや内装工事をするまでにすべきことについて分かって頂けたのではないでしょうか。
当社はクロスの張り替えやカーテン、クッションフロア工事などの内装工事のご依頼を承っております。
創業当初から地域密着型のリフォーム会社として内装業に携わり、お客様の様々なご要望に耳を傾けながら、1つ1つきめ細やかに対応いたします。
観音寺市で内装工事リフォームをお考えの方はぜひ当社へお問い合わせください。