床のリフォームする前に!床材の選び方をご紹介

「床がボロボロになってきたからリフォームしたいけど、新しい床材は何にしよう…」
そんな悩みを抱えている方は、多いのではないでしょうか。
床材には様々な種類があり、業者や床材に興味がある方でもない限り、それらについてよく知らないという方がほとんどだと思います。
今回は、多種にわたる床材の中から主要なものをいくつかピックアップして、その特徴をご紹介します。

 

□フローリング

住宅の床材としてもっとも人気のあるフローリングは、木質系の素材の床材で、清掃やメンテナンスが非常に簡単なことで知られています。
フローリングには、大きく分けて無垢フローリングと複合フローリングがあります。

 

*無垢フローリング

 

無垢フローリングとは、切り出した天然木の一枚板を加工したものをいいます。
一般的に、保温性や断熱性が高いことや、調湿作用があることで知られています。
使用する樹種によって異なりますが、柔らかい樹種を使用すれば、弾力性のある柔らかい床にすることも可能です。
また、天然の木を使用するため、自然な風合いの模様となることも魅力の一つです。
ただし、温度変化によって膨張・収縮を繰り返すため、すき間や反り、割れが生じてしまうことがあります。

 

*複合フローリング

 

複合フローリングとは主に、合板などの基材の上に薄く削った天然木の突板を施したもののことをいいます。
合板使用のため、無垢フローリングよりも反りやすき間が生じにくいです。
ただし、天然でない分、肌触りはやや無機質になってしまいます。

 

□クッションフロア

クッションフロアとは、ビニル素材でできた床材であり、適度な弾力性を備えています。
施工が比較的早く、安価なことでも知られています。
また、耐水性に優れているため、トイレやキッチンなど水の回りでよく使用されます。
ただし、耐熱性に欠けることや、足触りは好みが分かれることなどが欠点として挙げられます。

 

□タイル

タイルは素地によって、「磁器質」「せっ器質」「陶器質」の三種類に分類されます。
しかし、摩耗性の観点から住宅の床にはほとんどの場合「磁器質」と「せっ器質」のタイルが使用されます。
劣化しにくく、耐水性・耐熱性に優れているため、水回りを含め様々な場所に使えます。
ただし、冬場に冷たくなってしまうことや、弾力性のなさから足腰が疲れてしまいやすいことが欠点として挙げられます。

 

以上、いくつかの床材の特徴をご紹介してきました。
これら以外の床材も含め、それぞれの床材の特徴を把握し、各々のニーズにあった床材を選ぶことが、よりよい住宅づくりのためには必要です。
床のリフォームをお考えの際には、ぜひ一度、株式会社R.Life へご相談ください。