芸術的工作!フロアタイルを使って作ってみました

店舗なんかの床によく使われるフロアタイルは多種多様な模様があって、カタログを見ていると実物を触ってみたくてしょうがなくなる時がありませんか?(インテリア関係の人ならわかりますよね?)

 

そこで今回は東リのフロアタイル

 

PST1386

チェッカーメタル3.0mm厚

 

これを使って芸術的工作をやってみたいと思います。


 



 

 

 

 

まずは上のようなどこにでもありそうな安い折りたたみコンテナを準備しました。これをデコっていきます。文章の嫌いなあなた。そう今回は写真盛りだくさんですよ。

 

クッションフロアーを使って箱の側面をかたどりします。

 

型に合わせてフロアタイルをカットします。

 

試しにはめ込んでみます。うんピッタリはまりました。他の面も同じ要領でかたどりします。

 

弁柄色のつやなし塗装で箱の枠部分を塗り、鉄骨のような雰囲気に仕上げます。

 

 

プラスチックを塗る前には軽くサンドペーパーなどで表面をこすり、「ミッチャクロン」を吹き付けます。ミッチャクロンは塗料の付きにくい下地に対して塗装の付きをよくします。これをしっかりやっておかないと完成後に塗装がポロポロはがれて、大変悲しいことになります。

 

ここからが面白いところです。まずは切り取ったフロアタイルを全面こげ茶のさびたような色に塗ります。今回使ったのは「ターナーアイアンペイント」のアイアンブラウンです。アイアンペイントは乾いたらざらっとした表面に仕上がり、古びた金属のような質感になります。

 

 

乾いたら今度は水性塗料「NURO」のライトカーキを上から塗っていきます。

NUROは上のようにチューブに入っていて絵具のように必要なだけ出して使える塗料で、値段の手ごろさ、使い勝手の良さが気に入っています。

 

そしてここが今回最大の見せ場です。水でシャバシャバに薄めたライトカーキのNUROをフロアタイルの上に流します。水たまりができるくらいに流してそのまま放置します。

 

錆塗装のやり方には、塗ってからふき取るようにする方法なんかもありますが、チェッカーメタルの錆塗装は上の写真のようにムラになったままがちょうどいいです。乾くと下のようになりました。もっとさび色がほしい場合は上の工程をもう一度繰り返します。

 

再び乾いたらボンドを使って箱の側面に張り付けていきます。今回は変性シリコーンで貼り付けました。

 

かなりいい感じになってきました。しかし、もう一工夫欲しいところです。そこで100円ショップの化粧ピンを使ってデコってみます。

 

そして弁柄の部分にもアイアンペイントで錆塗装をつけて完成しました。

 

どうでしょうか!とってもクールなエイジング塗装ではないですか。

 

チェッカーメタルなんか、アップで見ても本物の鉄板に見えませんか?

 

3つ重ねてみました。

 

 

 

 

ものすごく重たい箱のように見えますが、この通り。

 

フロアタイルはいろいろな素材に模した「フェイクもの」がたくさんあり、クリエイティビティを刺激してくれます。皆様もぜひ芸術的工作、やってみてください。

 

 

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